「~したい」は人それぞれ違う
「リハビリ」と聞くと、歩けるようにする、手が動くようにするといった身体の機能を回復するイメージがあると思います。しかし、本当は元々あった生活に戻る、あるいはその人らしい生活の獲得ということがリハビリの目的です。つまり、歩けるようになること、手が動くようになることは、その人らしい生活を送るための手段であって目的ではありません。その人らしい生活とは、千差万別です。利用される方それぞれに趣味があり、役割があり、したいことも違ってきます。そのため、利用される方の希望を聞いて、どういうリハビリをしたら良いかを提案し、意見をすり合わせていきます。